今日は青空が広がっており、Hayama整体haraの庭にはナガミヒナゲシがびっしり咲いています。
遠くの山々も緑が濃くなってきましたね~!
近くの山々が丸々してかわいい~
さて、北海道のおじとおばが遊びに来てくれました。来た日は雪が降っていたらしく、気温-3度くらいのところから来たので「あっつい、あっつい」と言っていましたが、こちらも昨日まで寒かったですよね。江の島の展望台は寒かった~。今日は2人で東京タワーへ行ってくるとのこと。青空が広がって良かった~!!
夜、おじが私にこんな話してくれました。おばは美容室を経営しており6人の従業員がいます。こうやって遊びに出かけられるのは、自分のお客さんを任せられるように育ってくれた従業員のお蔭なので、給料体制を見直したそうです。昔から従業員にはたくさんお給料を払ってあげたいと言っていましたが、更に見直したところ皆の給料を上げることが出来たと喜んでいました。そして、それから驚くほど売り上げが上がっているとのことでした。
公務員を退職してからおじが経理をやっているようで、給料の金額だけを聞くと田舎ではたぶん驚かれます。だけど、おばの美容室の従業員は皆トップスタイリスト達なので当たり前なのかもしれませんね。さすがおば!
人の努力や経験・上向きな姿勢など・・・見えないこともあるけれど、わかる人にはわかります。実は「身体の姿勢」もそうなんです。皆さんが思っている「良い姿勢・正しい姿勢・整った骨盤」なども、見た目で判断するのはちょっと難しいのです。胸を張ってピシッとしているのが「良い姿勢」だと思っている方が多いのですが、本当の良い姿勢とは「脚の力が入る・入らない」「身体全体の力が出せる・出せない」「足の裏全体で立てているかいないか」などで判断をしています。
なぜなら、人間はテコの原理で動いています。テコといえば少しの力で大きな力が出せる・・・みたいなやつです。人間の場合はほとんどが第三種テコで、第三種テコというのは『小さな動きで大きな動きが出来る』・・・例えばピンセットのような原理です。(テコについて以前こんな記事を書いています⇒体が第三種テコを多く使っているのはなぜか?)
そのテコが合っていれば小さな動きで大きな動きになるので、身体は使いやすく力が出せます。逆にテコが合っていないと、力ずくで身体を動かさないといけないので、すぐ疲れたりどこかに負担がかかって痛みが出たり、骨が変形することもあります。
●常に身体に力が入っている
●常に肩が上がっている
●常に胸を張って良い姿勢をしようと意識している
●常に同じ作業をしている
●電車やバスの揺れに耐えられない・すぐヨロヨロする
●重いものを持つと腰に違和感がある
などなど痛みのある方はこんな状態になっている方が多いのです。それは『テコが合っていない』と考えるのが自然ではないでしょうか?
よく「身体が硬いから」と思っている方もいますが、開脚がバッチリ出来る方でも肩こり・腰痛の方はいますし、筋肉モリモリの方でも腰痛の方はいます。正しい姿勢で開脚をしたり筋トレをするのならまだしも、基本を知らないと故障に繋がります。
「ちから」は目に見えないので立ち姿の他にHayama整体haraでは、実際に動いてテコが合っているかどうかを確認します。お客さんが施術後「力を入れなくても普通に立てる」「楽に立てる」「自然だ~」など言ってくれてくれるのは、「今まで良い姿勢と思い込んでいた姿勢は違ったんだ!」と気付いてくれるからです。整体の時間はそれを維持出来るように理解を深めたり、自分の身体を感じ今の自分を知ってもらうための時間なのです。
見た目も大事ですが、見えないところを見ようとすることがもっと大事・・・おじは私にそう伝えたかったのかもしれませんね。ありがたいなぁ。本当にそうだなぁ。うるうる。
さてさて、ツツジが一斉に咲き始めました。整体部屋の窓もにぎやかです。
見事ですね~ (*^_^*)
では、また。^^。