2018 整体合宿(南房総)へ行ってきました!

先日、私が学んだ手力整体塾が主宰する『南房総牧場合宿2018』へ参加するため、いつもお世話になっている馬森牧場へ行ってきました。葉山に引っ越してきたので久里浜から初東京湾フェリー! 正直言うと船はあまり得意ではないのですが、一緒に行ってくれた整体仲間の子供たちと甲板で風をビュービュー受けながら、けっこうな揺れの中わざと飛んだり跳ねたり踊ったりきゃ~きゃ~言って遊びました。すると、40分なんてあっという間でした(笑)。何かに集中していると船が得意ではないこともすっかり忘れてしまいます。うふふ。

さて、この合宿は「非日常を楽しむ」という授業で細かいスケジュールは特に決まっておりません。要は真面目に遊ぶ・・・とでも言いましょうか。普段五感をあまり使っていない人にはいろんなことが感じられる良い時間。まさに整体なのです。

大自然の中ではなぜか大声を出したくなりますね。「ヤッホー」とかね。目に飛び込んでくる景色は山の緑と雲と青空です。思わず深呼吸をして美味しい空気をお腹いっぱい吸いたくなります。

うほ~!気持ちいい~!

馬に乗せてもらうと・・・さすが子供たち!

なんて力みのない良い姿勢なのでしょう。自然です。


牧場主さんの言うことを素直に聞いて乗っています。

私が6年前初めて馬に乗らせてもらったときは、乗る前から恐怖心でいっぱいで、こうしてああしてと言われても力が入って上手く乗れませんでした。当時は今より股関節の可動域が狭かったのも不安の一つでしたが、今考えるとそんなことよりも、余計な力が入っていたことで人の話が聞けず、馬に余計な負担をかけてしまったのではないかと思います。

恐怖心は誰にでもありますが、まずは安全に乗るために基本である牧場主さんの言うことを素直に聞き、やってみます。すると、馬から見る景色がいつもの高さとは違い視野が広がって気持ち良いことに気付きます。裸馬に乗せてもらうとお尻から馬の体温が伝わり、温かくて股関節も程よくストレッチされ骨盤がよく動きます。まさに乗馬整体です。6年前の私は乗馬後お尻と内モモが痛くなりましたが、実際にコリがあった場所なので納得です。今は多少コリがあっても乗馬後どこも痛くありませんでした。ちょっぴり素直になって身体の使い方が変わったのでしょうか・・・はてさて(*^_^*)

子供たちは一生懸命草を摘みに行っては馬に食べさせ、馬に乗らない時間でも馬を面白がっていました。

3歳の男の子がドキドキしてあげた草を馬がムシャムシャ食べます。草が無くなるとまたドキドキしながら草をあげる。怖いけど食べるところも見たいようです。

恐怖心と好奇心の葛藤でしょうね。だんだん近づけるようになり、成長が早い!

その後、南房総ではちみつ養蜂をやっている整体仲間のところへ突然行ってみかん狩りをさせてもらい、採りたてのみずみずしいちょっと酸っぱいみかんに、超純粋なハチミツをつけてもらいいただきました。「ほっぺが落ちる」とはこういうことですね。美味しかった~!

美味しいと言えば『おさかな倶楽部』での昼食もとても美味しかったです。

早めに行ったのにもう人がいっぱい並んでいました。初めて連れてきてもらったところなので、こんなに人気だと更に期待しちゃいます。(ちなみに子供たちと手遊びをしていたのであっという間でしたが、40分くらい待ったと思います)


私が頼んだ「5点盛りセット」。お刺身がどれも分厚くて新鮮!中でも黒むつの炙りが香ばしくて美味しかったです。写真じゃわかりずらいのですが、ご飯も味噌汁も普通サイズより大盛りで食べきれるかなぁと思いましたが、ペロッと食べてしまいました。「美味しい」ってすごいですね。

さらに美味しいと言えば前夜のバーベキューも美味しかった。採りたてのタケノコ・お土産のアスパラ・恒例の道の駅で売っている分厚い卵焼きの巻き寿司・くじら・イノシシのサラミ・サラダ・豚肉・鶏肉・・・どれもこれも大勢で食べるとにぎやかで、とっても美味しかったです。お酒も入って話の内容はあまり覚えていないけど、実は内容なんてどうでも良くって、みんながしゃべって楽しければそれで良いのかなと思います。話しているうちに自分の本当の気持ちに気付いたり、考えがまとまったり、相手の考えもわかって面白いのです。

とても自由な合宿なので、

パンツ姿になって砂浜にたたずんでみたり、海に浸かって波や温度を感じたり、浜辺を歩き足裏で砂や石や貝殻を感じたりしても良いし・・・

竹はなぜしなやかなのか?と考えてみると、節がたくさんあるからかな?人も節目が多い人ほど強くてしなやかになっていくのかな?なんて思ってみたり・・・。風でぶつかり合う竹の音を聞きながら「今年は竹馬を作ってみよう!」と思ったりもしました。(お客さんに施術前と後で乗ってもらうと面白いかもしれません)

馬場に敷き詰められたチップは落馬しても痛くないようにかな?水がたまらないようにかな?馬にとってもバランス感覚がさらに良くなるのかな?それにしてもここまで敷き詰めるのに手作業でどのくらいかかるのだろう・・・などと思ったりもしました。

料理好きの塾生が作ってくれた綺麗なサラダを見ては、「うわぁ美味しそう!好きなことをして人に喜んでもらううれしさってこういう瞬間だよなぁ」などなど・・・。何度行かせてもらっても新たな発見や思いが湧きあがってくるのは、他でもないここの牧場主さんが木や竹を一本いっぽん切って土地を切り開き、試行錯誤して馬を育てしつけをし骨を折ったり体調不良で苦しんでも、常に改善策を模索して実行する実行力がとてつもなく速く、来るたびに使い勝手が良くなっている環境と馬の成長を見て驚かされるからです。「やりたいからやっている」彼女はそう言います。かっこいいでしょ~!

南房総の馬森牧場へ行ってみたい方はぜひウェブサイトをしっかり読んでから予約をすると、きっと楽しめます。基本的なルール以外は何もありませんが、起こったことはすべて自己責任です。ま、ほぼ自由ですから当たり前ですね(笑)

あっという間に夕方。帰りのフェリーで一番前の特等席に座っていると、自分が運転しているような気分でウキウキしました。間もなく久里浜に着くという直前、接岸作業を見ようと楽しみにしていたら子供たちが私の目の前に割り込んできました。さすが子供たち!・・・可愛いお尻たちに免じて許すとしましょう。(*^_^*)

今回は馬のセラピストの方々ともお話ができ、馬も人間も構造は違えど筋肉の基本的な理論は同じだと、当たり前のことを大事にしている方々と話がかみ合って良かったです。馬の気持ちも体験させてもらいました!・・・その話はまた今度しますね。

長くなりましたが、今回の合宿も真面目に遊ばせてもらい新たな発見と出会いがありました。先生・牧場主さん・卒業生・塾生・参加されたご家族の皆さん、ありがとうございました。

※もしいつも眠りが浅いと感じる方がいらっしゃいましたら、おもいっきり遊んで下さい。疲れてぐっすり眠れますよ!もし日常に疲れたら、ぜひ非日常を楽しんで下さいね。何事もバランスですよ~。

では、また。^^。

本当にかっこいい人は常に準備をしている

連日の平昌オリンピック、ハラハラドキドキですね!

羽生選手、心が震えて号泣しました!かっこ良かった~!ホントかっこ良かった!
宇野選手、あのかわいらしさは何なのでしょう。インタビューを聞いて「若いってステキだな~」と素直に思えます。
小平選手、あの目、冷静でしたね~。本当にすごい人です。積み重ねたものによって、あんなこともこんなことも出来るようになるのですね。いや~本当にかっこいい!

今日も楽しみに応援させてもらいます!!

さて、近所に住んでいる舅が肺炎になり、それを心配して姑は喘息が出ました。姑が出かける用事があった日、舅が調子が悪いというので見に行くと、手が小刻みに震え脚に力が入らない様子でした。熱はないようでしたが、これから上がるのではないかと思いテレビを見ていた父に「とりあえず寝たほうが良いよ」と言いました。私は仕事に戻り2時間後にまた様子を見に行くと、赤い顔をしていたので熱を測ったところ8度7分。脚に湯たんぽを入れ頭はアイスノンで冷やし、コンビニで栄養ゼリーと栄養剤を買って飲んでもらい、布団をしっかりかけて寝てもらいました。

夕方、母が帰ってきたので一安心。ホッとした瞬間私は鼻水ダラダラ・くしゃみが止まりません。こんなにもくしゃみが止まらない経験は初めてで次の日半日寝てました。起きると「どこにこんなに溜まっていたの?」と思うほど大量の鼻水がカンデモカンデモ出てきました。出かける用事があったので、お風呂に入り身支度を整え出かけたところ、気が付いたら治っていた感じです。その後、父と母の様子を見に行くと二人ともダウンしていました。あちゃ~!

ま、そんなこんなで一週間が経ち、お蔭様で昨日あたりから二人とも元気な様子。

今回思ったことは「父ちゃん、熱を出せるなんてすごい!」ってこと。80歳を過ぎて9度近く熱を出せるのですから。私も久しぶりに風邪(たぶん)を引き、出すもの出したらスッキリしました。症状は止めずに出したほうが良いですね。会社勤めだと、咳・くしゃみ・鼻水などは嫌がられそうですが、せめて帰宅後は症状を止めずに出してしまった方が、早く改善すると思います。ケガもそうですが、身体はいつも治そうとしてくれていますから。

久々に風邪を引いて「やっぱり身体は良く出来ているなぁ」と実感しまくりです。(*^_^*)

さてさて、梅があちこちで咲いていますね~♪

時期が来るまで、ちゃんと準備をして咲きます。

かっこいいなぁ!

人間も同じだなぁ~(*^_^*)

 

では、また。

 

身体も心もか~るくなるハイキング!

私が卒業した手力整体塾の師匠が、ハイキングに誘って下さったので行ってきました!

厚木にある標高561mの鐘ヶ嶽の自然を楽しみながら、ゆっくりのんびりきょろきょろしながらのスタートです。
みんな整体の仲間なので、「身体」という道具の使い方をそれぞれ意識しながら歩きました。めったに山など登らない私は上りはじめは呼吸が少々荒くなりましたが、重心を意識し後ろ脚でなるべく地面を蹴るように心がけると徐々に慣れてきました。

とてもお天気が良かったので、青空と、赤・黄・緑・茶のコラボレーションがブロッコリーのようにモコモコしていて、かわいい!

歩き始めは落ち葉の踏む音が「サクサク」していましたが、上へ行くにしたがって「パリパリ」と変わっていきました。日当たりによって乾燥の度合いが違うからですね。落ち葉いっぱいの道はフワフワな歩き心地で、「下に何かあるかも?」というドキドキ感も味わえて、足裏の筋肉達がいつもより働いています。

普段歩いている平らなアスファルトでは、なかなか使うことの出来ない指先の筋肉まで動かしているので、足がポッカポカです。

日当たりの良い広場で落ち葉の上に寝転がってみると、案外冷たくない!落ち葉と落ち葉に挟まれてみると、葉っぱ同士の隙間に空気が入り込んで暖かかったです。もっとお昼寝したかったなぁ~。あは。

空を見上げればこんなに落ち葉があることに納得ですね。

それにしても、どうして木の根っこはあんなにグニャグニャ曲がるのでしょうか?ちゃんと栄養のある場所をかぎ分けて伸びているのでしょうが、斜めな所にでもにょきにょき伸びてしっかりと根を張っています。太陽の光を少しでも浴びて「生き抜こう」という姿勢が伝わってきますね。一本いっぽん見ていると「がむしゃらだなぁ」とか「素直だなぁ」とか・・・性格?の違いもある気がしてとても面白かったです。

所々に石碑が立てられており、どこの誰がどんなふうにどんな思いでこんな所まで運んだのだろう?と考えると、私の日常が薄っぺらいものに思えてきました。と同時に人間の知恵と力は本当に偉大だと思います。どんどん「楽」してどんどん知恵も力も出せなくなってきている現代人の私たちはへなちょこだなぁ。

ただ、壮大な景色を見た後に小さな虫を瞬時に見ることが出来たり、汗が熱くなった身体を冷やしてくれたり、一歩いっぽ歩けば必ず前へ進むことが出来るなど・・・当たり前のことに注目するとその機能の素晴らしさに鳥肌が立ちます。次回はそんな体験を身近な人やお客さんにも味わってもらいたいと思いました。

誘って下さった師匠、一緒にのんびり歩いてくれた仲間たち、ありがとうございました。

 

さて、帰りの電車の中で疲労感が出てきたので整理運動がてら、自宅までのバスには乗らず歩いて帰りました(35分くらい)。すると電飾のきれいなお宅に出会い、心も身体もウキウキで軽い軽い!

うふふ、自宅に着くと朝仕込んでおいたおでんとビールがお待ちかね。ものすごく美味しかった!!「空腹は最高の調味料」ってホントですね。

寝る前にゆっくりお風呂に入りストレッチしてから寝ると、翌朝は爽快な目覚めでした。筋肉痛もほぼありません。

ご近所の元気な70代のおばさまたちが、毎週リュックを背負って楽しそうに出かける理由がわかります!私もそんな70代になりたい!身体を「治す」には使いながら動きを整えて行くことが一番の近道です。お忙しい同世代のご近所の皆さ~ん、たまにはご一緒にハイキングいかがですか?

 

では、また。

元気な人はなぜ元気なのか?

北海道から父がやってきました。80才で初めて一人で飛行機に乗り(ツアーは何度かありますが・・・)、間違えずに到着ロビーまで来れるか心配でした。・・・が心配をよそに、たまたま隣の席だったおばさまが父を連れて来てくれました。「奥さんどうもありがとう!楽しんで来てね~」とお別れ。

そのおばさまは父より7つ年下で、これから銀座の方へ遊びに行くそうです。「あの奥さんは登山もするんだってさ!元気だなぁ!」という父の言葉に納得。姿勢の良いおばさまはスタスタと早足でモノレール乗り場の方へ行かれました。

かっこいいおばさま、ありがとうございました。

さて、私が家を建てたので見に来てくれた父。我が家で主人方の父母・姉らと挨拶を交わし、夕飯は葉山牛と特上ジンギスカンを食べました。炭火で焼くと美味しい肉がさらに美味しくて皆ニコニコ。話が弾んだところで同い年の父たち2人の80歳を祝おうと、80本のろうそくをケーキに立て・・・というのはウソで2人の肺活量を考慮して8本に火をつけ、みごと吹き消しました。パチパチ~。

父たちは感激してくれました。自分の親が80になるなんて・・・「いつの間に年を取ったのだろう」と不思議な気持ちになり、目の前の父たちがとても幸せそうで、ちょっと涙が出そうになりました。元気でいてくれてありがとう。

さて、次の日、スカイツリーが見たいというので行ってきました。

まずは下にある「すみだ水族館」へ。日本最大の金魚展示ゾーンがありましたよ!

どうなっているの・・・ふわもこな金魚です。

とりあえず撮っておきましょう。

父ノリノリ。

ペンギンを見て「めんこいなぁ・大したもんだ」を連発。

ペンギンが気に入ったようで・・・

しばらく見ていました。

で、スカイツリーの上へ行くと・・・

「すごい柱だ!これで支えているのか!すごいな!」と柱につかまり、隣にいる女性が笑っていました。あはは。


昼間の景色もステキですが、夜の景色はまた一段とステキなので日が沈むのを待ちました。


写真ではなかなか伝わりませんが、私のお勧めは断然「夜」です。以前来たときにそう思いました。

父も「昼間も良いけど、夜はもっといいな~」と喜び、突然北海道の友達に電話をかけ、「俺今どこにいると思う?うひひ・・・」と自慢げに「スカイツリーだよ!スカイツリー!あ~見せてやりたいなぁ~・・・」と解説していました。それからお土産をたくさん買って帰りました。

思い起こせば父と水族館へ行ったのは初めてかもしれません。うちには腰が90度に曲がった祖母がいたので、「見学」するところへは行きませんでした。そもそもばあちゃん子の私は、祖母を置いて家族で出かけるなどあり得なかったのです。

父と母が旅行へ行き出したのも祖母が亡くなってから。そして祖母が亡くなって10年目に母が亡くなりました。それから10年が過ぎ、父は今も元気です。最近カラオケにハマっているらしく、近所のおばさまたちを車に乗せて、隣町のカラオケボックスまで通っているようです。しかも夜!

昼間は車がないおばさま達のアッシーくん。頼まれると病院や美容院やスーパーへ連れていきます。そのお礼にご飯のおかずやいろいろもらうそうで、持ちつ持たれずです。

父が元気なのは、自分で出来ることは自分でやる。よくしゃべる。よく話しかけるし話しかけられる。冗談が好き。悩むと頭が痛くなるので悩まない。女性の友達が多い。すぐ感動する。自分の考えを持っている。そんなところでしょうか。

まぁいたって普通のおじいさんだと思います。父の場合よくしゃべるのが一番かもしれません。良いか悪いかは別として、自分の意見を言うことは心に何かを溜めないのだと思います。

元気な人を観察していると「出し上手」だなと思います。まず「出す」。出せば入るスペースが出来ます。自分の意見を言えば相手の話が入ってくるスペースが出来ます。出さないで入れてばかりいるとやがて苦しくなってきます。正しいとか正しくないとかは別にして、とにかく「出す」出してみる。そしてたまには非日常体験!これが楽しいのです。

そういえば40代のお客さんが「私は本当の自分を出してこなかったから、具合が悪いんです」と言っていました。その通りかもしれませんね。逆に言えば本当の自分を出せば、調子が良いってことですよね!素晴らしいと思うのですが・・・。

だって、本当の自分を出して具合が悪い方がまずいでしょ?「出し上手」になりたいですね。うふふ。

あ、父はその後、葉山はもちろん・箱根見物や温泉に入って帰って行きました。「無事着いたぞ~!」とのこと。めでたしめでたし。父にとっては最高の非日常だったようです。

 

では、また。

 

 

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