本当にそれが原因?

今年の日本海側は大雪で除雪作業が追い付かない様子。作業している方は汗びっしょりになりますから、ぜひ風邪を引かないように気をつけてほしいですね。私が子供のころは除雪やスキーなど汗をかくときには、タオルの真ん中をくり抜いて頭を入れ、胸側と背中側にタオルがくるようにしてから洋服を着ていました。汗をかいたらそれを外します。外したあとす~っと気持ちが良いのです。

極寒の北海道での知恵でしたが、今は速乾素材の下着があるので、そんなことしている人はもういないかもしれませんね。

さて、70代後半の近所のお客さんはスキーが大好き。30年前ひどい腰痛で病院ではヘルニアと診断を受けたそうですが、その後東京の整体院へ通って治したとのこと。しばらく遠ざかっていたそうですが肩の張りが気になり、隣町の整体を受けたところ揉み返しがひどくて具合が悪くなったそうです。で、今回お客さんのご紹介でHayama整体haraに来て下さいました。

普段している体操のことや、足首の違和感・スキーをしているときの身体の使い方などいろいろなご質問がありました。

普段の生活でもスポーツでも身体の使い方の基本は同じです。たくさんの種類の筋肉を少しずつ使えることが「動かしやすい身体」。そのための整体だと思うのですが、まだまだ「常識」とされているのが「痛い所をがっつり揉む」という行為。肩が痛ければ肩を揉み腰が痛ければ腰を揉む。一時的に揉まれて気持ち良いかもしれませんが、これではなかなか改善へ向かいません。

痛い所はなぜ「痛い」のか?
身体全体の筋肉のバランスを見るとコリに引っ張られて痛みを出している場合が多いのです。例えば腕や足を引っ張られたら痛いですよね?引っ張られている・・・つまり伸ばされて痛いのです。そこを緩めればもっと伸ばされるのです。そこはむしろ縮めてあげたい所なのです。

一般的に言われている「コリ」は勘違いされている。
人間の心理上、痛い所を何とかしたくなるのは当然です。そしてそこを触れば硬いのです。硬いからついコリだと思ってしまいます。引っ張られてパツパツになっているので触ると硬く感じます。ですが、本当のコリはその近くにあるそこを引っ張っている場所なのです。本当のコリは触られて初めて「痛い」と感じる方がほとんどで、皆さん驚きます!

全身を施術する理由。
筋肉はこのようにあっちやこっちに引っ張られ正しい姿勢が維持出来なくなっています。一か所を何とかしたところで全体が整うことはないのです。あっちやこっちのバランスを整えて一つ一つの筋肉が元の長さになり、自然と正しい姿勢になるように仕向けていきます。誰でも元々は動かしやすい身体だったはずなので、なるべく元の状態を目指しているのです。

そして動きやすい身体になったらあとはご本人に動かしてもらうだけ。動きで身体を整えていくと明日・1ヶ月後・1年後・10年後・20年後が違ってきますよ~。

動きを変える一番の近道は無意識・無関心を少なくすること。よく健康のために歩いている方がいらっしゃいますが、どうやって歩いているでしょうか?目線はどこ?歩幅は?重心は?つま先の向きは?肩に力が入っていないでしょうか?景色の変化に気付いていますか?お医者さんに「1日1時間歩きなさい」と言われたからただ歩いている・・・なんて方はつまんないでしょうね。

「健康のために歩く」より、「楽しんで歩いていた結果健康」のほうが良いですよね。

何事も原因があっての結果です。

例えばヘルニアなどの骨の変形も、「骨の変形が痛みを出している」のではなく、「痛みを出すほど筋肉を引っ張った結果骨が変形した」のだとすれば、筋肉を何とかすれば痛みは取れます。

今の世の中は情報があふれ、原因と結果が逆のようになっていることを信じ込まされている場合があります。肩が張る人と張らない人はどこが違うのでしょうか?腰痛になる人とならない人では何が違うのでしょう?どう過ごしてきたかで今の結果になっているとすれば、今後の過ごし方をどうすれば良いのでしょう?

元気な人はいろんなことに興味を持ち、楽しそうに取り組んでいるように見えます。70代後半のお客さんも仲間と秋田や山形・北海道へスキーに行くことが何よりの楽しみだそうです。生きているうちにはどこかが痛くなる時もありますが、そこはケアが出来るのです!

もしこんなことを言う人がいたら・・・

肩が痛いならスキーをやめなさい!
ヘルニアがあるから今の仕事はやめなさい!
冷え性だから水仕事はやめなさい!

原因と結果が逆の考えのように思えるのですが・・・。

スキーが肩痛の原因だとしたら、結果はスキーをやっている全員が肩痛になるはずです。
今の仕事がヘルニアの原因だとしたら、結果は会社の人全員がヘルニアになるはずです。
水仕事が冷え性の原因だとしたら、結果は主婦全員が冷え性のはずです。

一つの要因にはなるかもしれませんが、他の要因もたくさんあるはずです。それを「原因」にするのはおかしな話です。

スキーをするためにはどうするか
今の仕事を続けるにはどうするか
水仕事をするためにはどうするか
やりたいことをやるにはどうすれば良いのか?

そんなふうに考えてお客さんのご質問に答えたいですね。

さて、寒さが戻ってきたようなので、皆さん!こまめに身体を動かして元気に行きましょう~(*^_^*)

 

※今月はご近所のお客さんからのご紹介でたくさんの方からご予約を頂いております。ご予約の際は、出来れば第二・第三希望日時をご用意して頂けると助かります。どうかよろしくお願い致します。

では、また。