痛みを取る最強の方法があります

残暑厳しいですね。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

さて、ご近所さんから「ぎっくり腰なんですけどどうしたら良いですか・・・」とお電話を頂きました。暑い上に、痛いなんてかなり辛いですよね。話を聞くとなんとか歩けそうでしたので来てもらいました。本当のぎっくり腰である腰部捻挫(字のごとく腰の捻挫)でしたら、ズキズキと患部が病み足の捻挫と同じようにとりあえず冷やした方が良いので施術は致しません。血行が良くなると痛みが増す可能性があるからです。何とか歩けるようならHayama整体haraではお役に立てます。

一般の方が良く言う『ぎっくり腰』で多いのが、「この姿勢以外はちょっとでも動くと激痛!」です。この場合、上半身と下半身を繋いでいる腸腰筋や、お尻の筋肉などが攣っていることがほとんどなので、ゆるめることが出来れば痛みは和らぎます。足が攣ったときと基本は同じです。例えば足の裏が攣ったときに自分の方へ指を向けて引っ張り、しっかりと足の裏を伸ばすと痛みが和らぎますよね。攣るというのは筋肉が酸欠を起こしている部分がさらに酸欠状態になるので、ゆるめて流れを良くしてあげると酸欠が解消され痛みが和らぐのです。

2日後、「助かった~!」と大きな梨を持ってきて下さいました。

瑞々しくてこんなに美味しい梨は久しぶり!わざわざありがとうございます。
しっかり歩けるようになって良かったです。その後もお孫さんと笑顔で歩いている姿を見かけました!うふふ。

『痛み』には負の連鎖があります。

痛みが起こる⇒緊張状態が続く⇒血管収縮(血行不良)⇒筋肉の酸欠⇒痛みが起こる

少し前に、主人方の祖母(90代)がいる施設へ行ってきました。「腰が痛い・・骨が当たる・・痛い、痛い」と言っていました。「ここが痛いの?」と言いながら身体をさすると、その夜は調子が良かったようですがまた痛みが出ます。一昨日姑やおばに電話が何度もかかってきて「痛い、痛い」と訴えます。施設の方々も痛み止めなどで対応してくれるのですが、何度も電話をかけてきて、姑が意見を言うとブチッと切ってしまうのです。そして昨日姑とおばが行き病院へ連れて行っていろいろと検査をしてもらい、大丈夫だと言われると痛みが治まったようです。

痛みは何のために出るのかと言えば、例えばズバッとどこかが切れたら痛いですよね。痛みがなかったら切れていることにすら気付かないかもしれません。それでは死んでしまいます。人間が生きていくためのありがたい感覚が「痛み」です。「このままだと身体が危ないよ~」というサインなので、痛みは早く取るに限ります!そのためには負の連鎖から早く抜け出すことが重要です。

祖母の場合、痛みで緊張状態が続き負の連鎖に陥っていたところ、姑とおばがすぐに来てくれて、痛みを何とかしようと病院へ連れて行ってくれたことがうれしかったのと、実際検査などで動いたこと・大丈夫だと言われたことで緊張状態から抜け出せたのだと思います。

「痛み止めによって痛くないはずなのに・・・」「痛い痛いって本当なの?」「来てほしいだけなんじゃないの?」と思われがちな今回の祖母の言動や行動・・・。姑やおばがすぐに行動したことで痛みが取れました。

私は整体師なので『筋肉の酸欠』にアプローチして痛みを取ります。緊張状態にアプローチしたり、血管収縮にアプローチしたり、痛みを取る方法はいくつかあります。重要なのはそのままにしておかないこと。緊張状態にアプローチする方法には「愛」という方法もあります。「愛は地球を救う」という24時間テレビもあるくらいですし、整体の師匠からも「最後は愛だ!」と教えられていますが、確かに愛があればその人のために何かやってあげたくなるのはごく自然なことですよね。

小学生のころお腹が痛くなると必ず祖母がお腹をさすってくれて、「ばあちゃんが神様にお願いしてやるから」と言ってくれました。頭痛も腹痛も咳も・・・全部祖母が治してくれたので私はほとんど病院へ行ったことがありません。母の「イタイのイタイの飛んで行け~」にもかなりお世話になりました。痛みを取る最強の方法は愛なのです。緊張がほぐれることで痛みの連鎖から抜け出せます。

あ、ご注意。痛がっている人に向かって「自分が悪いんでしょ!」とか「言うこと聞かないから!」などなど、責めてはいけません。身体が緊張し負の連鎖へと押し込めてしまいます。まずは優しく。言いたいことは後からに致しましょ!(*^_^*)

 

では、また。^^。

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