肩や腰のハリは揉みませんよ!緩めるのはコリです!

先日、漫画家さんがいらっしゃいました。他県からこちらの方へ引っ越してきたばかりで、引っ越してきたばかりのHayama整体haraを見つけ、来て下さったそうです。うふふ。

施術を始めると「身体が重くなってきた・・・」とおっしゃり、施術後に「身体が重い・重い・・・」とおっしゃっていました。

そうなんです!地球上には1Gという重力があり本来身体は重いのです。太ったり痩せたりすると、重く感じたり軽く感じたりしますよね?今回は体重が増えたわけではありませんが、「脱力」が出来たようです。集中して漫画を書いているときは身体に力が入っているそうで、首肩腰が辛くなるそうです。施術前と後の立ち方の変化にも気付いて下さいました!

整体へ行くと身体が軽くなると思うかもしれませんが、それは身体を動かすとわかってもらえます。

学生時代のお小遣いを全部漫画の本につぎ込んでいた私にとって、漫画家さんが来てくれたことはなんともうれしかったです。これからも頑張り過ぎずに頑張ってほしいと思います。引っ越してきた者同士、この土地の楽しみを探って行けたらいいなぁ。ふふふ。

さて、この家に住み始めてもうすぐ3ヶ月です。「住んでみて不具合があったら言って下さい」と言われていたので、ちょっと気になることを報告すると、設計士さん達と工務店の社長が来てくれました。整体業をオープンさせたのを知ると、身体の話になり「実は腰が・・・」「妻が肩こりで・・・」などと言ってチラシを持っていってくれました。こんな素敵な家を建てて下さった方々のお役に立てれば幸いです。身近に慢性の腰痛・肩こりで困っている方は本当に多いですよね?

いろんな職業によって身体の使い方がそれぞれに違い、その方の動きによってコリの場所も違うし、負担がかかっている場所も違います。一人ひとり身体は違うのに「肩が辛いと肩を揉み、腰が辛いと腰を揉む」という一般常識がなかなか根強いのです。

「痛い」とついつい痛い場所を触ってしまいます。この気持ち、本当によくわかります。私も整体師になる前は何年もそうしてきました。だからずっと改善されなかったのです。

痛みが出ている場所は負担がかかっていて、常に引っ張られているところは「張り」です。筋が伸ばされて少し長くなった状態なので、揉むと筋は更に伸ばされてしまい更に張ってしまいます。揉んだ直後は気持ち良いのですが、ただこれを繰り返すだけ。しかも、強く叩いたり揉んだりして負担をかければかけるほど筋繊維が壊れて、身体を守ろうとそこを硬くします。ペンだこを見ればわかるように、皮膚だっていつもそこに負担をかけていれば硬くなりますよね?

身体は使った通りになっているので、痛みが出たときは使い方を変えなければなかなか改善にはつながりません。逆に言えば身体の使い方を変えれば痛みは取れるということです。

引っ張られている「ハリ」を戻すには「コリ」を緩めます。身体を変えるには今までと違うことをやってみる!それが一番だと思います。

最近私の身体も少し変わりました。今までマンション暮らしで草むしりをしたことがありませんでしたが、草を引っ張るという作業で腹筋・背筋が筋肉痛になったり、台風後の窓ふきや洗車、飛んできた枯葉を掃く作業が広範囲で夢中でやっていると肩や腕が痛くなったりします。でもちょっとストレッチをしておくと痛みは取れますけどね。

3分くらいの縄跳び以外特に運動はしていませんが、採りたての野菜を頂いてつい食べ過ぎてしまっても太りません。痩せもしませんが今までより食べる量が増えています。

先日も大きなさつま芋を頂いたので天ぷらにしました。ホクホクで甘すぎずペロッと頂いちゃいました!

かぼちゃ・柿・面白いトウモロコシ・ゆずなどをいろんな方から頂いて(絵まで描いて頂いて)、秋を楽しませてもらっております。

色とりどり・・・何十年ぶりに私も「絵を描いてみようかなぁ」と思いましたが、やっぱり食べる方が好きみたいで・・・。
皆さま、たくさんご馳走様です!


今までと違うこと
・・・右から履いていた靴下を左から履いてみたっていいんですよ~。今までの習慣もやり方を少し変えれば、今までと違う動きになります。

 

では、また。

腰が曲がったり背中が丸くなるのはイヤ!

すべり症と診断されている70代のお客さんNさんが来て下さいました。「整体で治るとは思っていないけど、今は動けるのでこれを維持したいのと、腰痛で腰が曲がるのは嫌なのでケアの仕方を教えてほしい」ということでした。

Nさんの言う通り整体ですべり症は治せません。ですがHayama整体haraでは「身体の使い方を変えていくためのお手伝い」をさせて頂いております。身体は良くも悪くも使った通りになっているので、すべり症の症状が出てしまう身体の使い方を変えて行けば、改善へ繋がると思います。

もちろん整体では骨そのものの形は変えられませんが、痛みが出ている場所は骨ではなく、筋肉が引っ張られて痛みが出ているので、その筋肉が引っ張られなくなると痛みは取れるはずです。そのために動きを変えていきます。動きを変えるためには、動かしやすい筋肉と動かしにくい筋肉のバランスを整えて、身体全体が使えるように仕向けます。

腰が曲がるのはイヤですよね!どうして腰は曲がってしまうのでしょうか?
地球に住んでいる限り私達には「1Gという重力」がかかっています。重力に常に耐えているわけですね。


写真左はたくさんの筋肉を少しずつ使って立っている理想の姿勢で、脱力しています。
写真右は得意な筋肉ばかり頑張っていて、サボっている筋肉があちこちにある状態で、常にどこかに力が入っています。

理想の姿勢は重力に対して曲がりにくいのですが、右の姿勢は重力で押しつぶされそうですよね。力学上、曲がりだすと加速してしまうのです。そんなのイヤですよね!だからと言って無理に力を入れて良い姿勢をしようとしても、常に特定の筋肉に力が入って、コリやハリにつながります。なのでサボっている筋肉を見つけ、働けるように仕向けるのです。

働けるようになれば、働かせるのはご本人です。だから私は「治す」ことは出来ませんが、お手伝いは出来るのであります。

働く(動く)筋肉がたくさんあれば、一個にかかる負担はちょっとで済みます。痛みが出ている場所は負担の大きな筋肉なので、ゴリゴリ揉んだり叩いたりして痛めつけてはいけません。まずは「サボっている筋肉」に働いてもらい、身体中の筋肉みんなで少しずつ働くことによって、理想の姿勢に近づき流れも良くなります。

あ、日本もそんな国だと良いですね(なんだか働けば働くほど税〇吸い取られて痛めつけられている気が・・・)あはは。

では、ケアはどうしたら良いでしょう?
サボっている筋肉は凝り固まっていることが多いので、緩めてあげます。痛い場所ではなく、本当のコリのストレッチをお伝えしました。サボっている筋肉を動かせるように仕向け、動かしてあげるとだんだん動いてきます。サボっていただけなので本当は働けるのです

少しずつ元の動かしやすい身体へ戻していけるように、これからもお手伝いさせて頂きます。Nさん、「お友達に渡す」と言ってチラシを持っていかれました。うれしいな!これからどう変わっていくのか楽しみですね~!うふふ。

 

では、また。

 

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