犬のトミーさんありがとうございました

いつも整体の合宿でお世話になっている馬森牧場の牧羊犬トミー(もうすぐ11歳だった)が亡くなりました。今日はトミーについてちょっと書きます。

初めて出会ったのは6年前、私が手力整体塾卒業間近で独立開業するちょうど1ヶ月前のことでした。私は子供のころ土砂降りの雨の中野良犬に追いかけられ、そのときの恐怖心から正直犬が嫌いになりました。なのでなるべく犬に近づかないような生活を送ってきたのです。ところが、ボーダーコリーのトミーに会ったとききちんとしつけがされており、他人の私が「トミー!」と呼んでも来てくれることに驚き、「待て!」というと待ってくれるし、撫でると喜んでくれるし、私の手の上から食べ物を食べてくれる・・・しかも怖くない!犬の皆さんがみんな子供のころのあの犬のように恐ろしいわけじゃない。犬も人間も同じでいろんな犬がいるのだと知りました。

トミーは毎日馬を追いかけ、見まわり・見張り・怪しい人が敷地に入ると知らせるなどなど仕事をしています。ボスである牧場主の仕事を手伝っているのです。私が撫でていても仕事モードになるとすっ飛んで全力で走って行ってしまい、あっけにとられたのを覚えています。ときどき笑える面白いところもあり、でも仕事中のトミーはカッコ良かった!

トミーに出会ったお蔭で人間も犬も同じだなぁと思えたし、自分の役割を全うするって幸せそうだなぁとも思いました。年に2回くらいしか会っていないけれど友達がいなくなった様で淋しいです。いつも全力だったトミー・・・お疲れさん。

ありがとね。

では、また。

 

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